［野球］中日ドラゴンズ５３年ぶり日本一

例年ＨＰやブログで詳しく触れると日本シリーズで負けるので
今年はここまで一切触れずに我慢しました。
何分レギュラーシーズンは２位という事で巨人ファンには
申し訳ないが、なんにせよ日本一になりました。
落合監督の胴上げとなんだかんだあってなんだかんだ言ったけど
シリーズＭＶＰに選ばれた中村紀洋の泣き姿を見たら泣いちゃったよ。
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今日は憲伸でいくかと思っていたけど先発は山井。
したらその山井がなんと８回までパーフェクトピッチング。
しかしそれでも最終回には岩瀬を投入する本当に日本一に
こだわった采配だった。
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シリーズ通して思ったのは今年は総合力で勝るドラゴンズが
ほぼ一方的な展開だったという事。第１戦にしても川上憲伸
２安打に押さえているわけだし。
日本シリーズは打線の癖をつかむために初戦は色んな球種を
色んなコースへ投げられるピッチャーが向いている。
西武なら東尾、ダイエーなら工藤といった具合にエース対決という
言葉の陰に隠れがちだが、シリーズを左右する打線への攻め方を
把握する上でもコントロールの良いピッチャーが、仮に負けたと
しても相手の打線を丸裸にする役目を担っているのだ。
そういう意味では川上憲伸は上々の仕事ぶりだった。
故に最悪ダルビッシュが２度勝ったとしても他で４勝できたと思う。
とは言えそのダルビッシュにはほぼ完璧に押さえ込まれ
三振の数は２試合で２４個と膨大な数に上った。ファイターズにとって
惜しむらくはダルビッシュに続く投手がいなかった事。
第２戦のグリン、第３戦の武田勝と早々に失点を重ねてしまっては
試合への闘志も空回りしてしまう。
結果的には接戦となった第４戦好投した吉川を援護できずに敗れた事が
シリーズの分岐点だったと思う。
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落合監督は早くも連覇を来期の目標に掲げた。
今年はレギュラーシーズンではかなわなかった連覇だが
今年はファイターズへのリベンジを果たし日本一になった。
来期はレギュラーシーズンで１位となり、完全優勝目指して頑張ってほしい。
そして願わくば来年こそ山本昌が２００勝達成できますように・・・。
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そんなところへきて山井→岩瀬の継投に玉木正之やらやくみつるやらが
難癖つけてるらしい。まぁこの辺は所詮外野の連中なのでまったく
相手するのもバカバカしい。やくみつるに至っては亀田親父だけ相手に
してろって感じ。一つの負けが大きく流れを左右する日本シリーズで
より確勝を期した継投をなぜ野球への冒涜だとか空気読めないだとかの
話になるのか。とここまで書いたがドラゴンズファンじゃない人から
見たらそういう風に見えるのかもしれない。が、得てしてヒールに
見られやすい落合監督をここぞとばかりに真っ先に扱き下ろした
この２人のなんと浅ましい事か。
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山井のコメントの「最後は岩瀬さんに」という言葉が
ある意味ここ数年のドラゴンズを、落合政権になってからの
岩瀬が押さえに回ってからのドラゴンズを表していると思う。
岩瀬が最後を締めるからこそ先発が安心して投げてこられたのだ。
日本一を決める最後のマウンドにはこれまでシーズンほぼ全て
ベンチ入りして最後を締めてきた岩瀬にいてほしいというのは
山井のそしてドラゴンズ先発陣の素直な気持ちだったと思う。
それをただ完全試合という記録だけに目を奪われ冒涜だとか
空気読めないと言っているのは、それこそ最後を締めた岩瀬を始め
シーズンをずっと戦ってきた選手たちに対して全くもって失礼な
発言ではないだろうか。
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ただ、もし自分が監督だったなら野村監督（楽天）の言うように
９回にランナーを一人出すところまで山井だったと思う。
ただいくら打線の振るわなかったファイターズとは言え一発の
危険性はあったわけで。そう考えると完全試合という記録ありきで
しゃべってる上記の連中はファイターズにも失礼ではないかと。
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スポーツ紙等では僅かながら賛成、賛同が多いみたい。
まぁ差はそんなもんかも知れない。
でもやっぱり優勝はいいよ。胴上げもいい。ビールかけもいい。
一般紙の朝刊で宙に舞う落合監督の姿を見ると正直まだ泣きそうになる。
野球の真理は一つ。
野球は楽しい。でも勝つともっと楽しいのだ。