[映画]「CASSHERN」(テレビ朝日系:日曜洋画劇場)

初見。
『たったひとつの命を捨てて 生まれ変わった不死身の体
鉄の悪魔を叩いて砕く キャシャーンがやらねば誰がやる』
とは言わないが納谷悟郎さんのナレーションから始まるオープニング。
(恐らくアニメファンはここにだけノスタルジィを感じるのかも)
主題歌は監督紀里谷和明の嫁さん宇多田ヒカルの「誰かの願いが叶うころ
なんだけど、ある意味凄く前フリの長いPVと言えなくもないかなぁと。
映像美の世界ではあるけれど、かといって見易いわけではなく、
主義主張はありそうだけど、世界観を把握する情報が圧倒的に少なく、
と、様々な箇所で抜け落ちているところがあるように思う。
それでも話の流れとは関係なく映像として印象に残っているところは多く
さすが映像監督だなぁとは思う。
個人的にはEDで手風琴の音に耳を傾けるアクボーン(宮迫博之)の姿が
印象に残っている。