エリザベス女王杯

いやー2頭とも残っちゃうとは。
馬券は、そうは言いながら前の2頭を楽には行かせないだろう
と考えてのブエナビスタメイショウベルーガといった末脚勝負中心の
馬券だったが、結果的にはその他大勢が行かなさ過ぎた。
特にリトルアマポーラ騎乗のスミヨンのあまりの行かなさぶり。
あまりのマズさにアンカツも慌ててマクリ気味に進出したが、
ヘロヘロのテイエムプリキュアもかわしきれずの3着に終わった。
しかし牽制し合うあまり楽な大逃げを許してしまった後方組の中では
唯一上がり3F32秒台の脚を繰り出しただけにやはり力はあるのは間違いなく。
またメイショウベルーガブロードストリートも期待したとおりの脚ではあった。
来日前に身体を作ってきたと陣営が話していたシャラナヤも流石だった。
まぁ腹括って行った2頭が大したもんだったと言っておきたい。
また、カワカミは往年の迫力は戻らずじまいだった。
やっぱり骨折が残念だったかも・・・。
って勝ち馬にも触れておかないと。
小島調教師のコメントも出ていたが、
逃げないとダメだと京都大賞典の結果で再確認し、
クィーンスプマンテとしては勝つための逃げだったという事が伺える。
またテイエムプリキュアの五十嵐調教師のコメントを見れば、
彼女が番手に控えたのも作戦だったということがわかる。
しかしプリキュア陣営の3コーナー過ぎから逃げ馬をかわしにかかる作戦が、
図らずも後方との差を広げクィーンスプマンテに絶好の展開利をもたらした。
そういう意味ではまさにしてやったりだったろう。
2コーナーを回ったときには先頭が見えなかった、
そして4コーナーを回ったときにはもうダメだと思った。
というアンカツのコメントがこのレースのすべてを物語っているように思う。