[TV]世にも奇妙な物語’07秋の特別編

見たのは「ゴミ女」と「48%の恋」の2本。
前者は主人公(松下由樹)が取材したゴミ屋敷に住む女主人(佐々木すみ江)の
ここにあるのはゴミではなく、これらを捨てた人物の捨てた人生を預かっているだけ
という解釈に新しさがあるように思うのだけど、成功を収めた彼女にとって
不要になった旦那の死体が新たに加わっていたっていうオチは早い段階で
見えてしまうのでもうひとつ突っ込んで、それが何らかの形で明るみに出て
彼女自身が社会的に不要なもの=ゴミとしてこのゴミ屋敷に加わってしまう
・・・っていうのはどうだったかしら。
そして後者は恋愛成就確率の高い相手と結ばせようとする天使見習い(岡田義徳
だったが恋愛成就率48%の幼馴染に片思いの主人公(白石美帆)の恋を最後には
成就させ、結果天使見習いから人間に格下げされてしまうというお話。
正直、人間になってしまった天使見習いがいきなり大人で人間界に居る事に
ちょっと違和感が。
どうせなら結ばれた二人に授かった人間の子供として出直すって感じでも良かった
かなぁと。
また天使は直接人間には干渉しないのですが、それも良かったか悪かったかは
なんとも。恐らく個人的には「プロポーズ大作戦」での妖精(三上博史)の
イメージに若干重なっている点があるからかもしれないけれど。直接干渉する
ような(会話的な)部分があればまた違う印象のお話になっていたかもしれない。