[競馬]有馬記念に向けて〜その3〜 タップダンスシチー

今年で4年連続出走。遅咲きながら息の長い活躍をしてきたタップダンスも
これが最後のレース。天皇賞ではまったく「らしさ」を見せないまま
9着に敗れ、いよいよ衰えたのかと思いきや前走ジャパンカップは2000m
通過が1分57秒7という前走がウソのようなペースで走りながら
残り1ハロンまで先頭、10着に敗れたものの強烈な印象を残しました。
で、今回の有馬記念な訳ですが、前走の反動がなければ叩き3走目
ちょうど良い走り頃ではあります。すんなりハナを奪うか、単騎の2番手で
行ければ好走するのではないかと思います。反面、一昨年の有馬記念
今年の宝塚記念のように僅かのリズムの狂いで大きく順位を落とす
意外な脆さも持ち合わせている馬です。
ですが勝負師佐藤哲三インティライミシャドウゲイトで果敢に先行し
ディープインパクトに一泡吹かそうと挑んだジョッキーです。
更にポテンシャルの高いタップダンスシチーによって作られるハイラップの
流れがあればディープインパクトを慌てさせるには充分ではないかと思うわけです。
気になるのは同型オースミハルカコスモバルクコスモバルクには
宝塚記念でも失速の原因に繋がっていると思うので。またオースミハルカ
川島騎手がハナに拘りそうな気もするので。この2頭を無理にかわしに行って
しまうとリズムを崩してしまう可能性も・・・。