[野球]阪神タイガース2年ぶりセ・リーグ制覇

「2年ぶり」という言葉にピンとこないが、
それでも今年の岡田阪神はここ一番で負けなかった。
中でもJFKと呼ばれたウイリアムス、藤川、久保田の
試合終盤の3本柱がフル回転の活躍だった。
特に藤川投手はここまで実に79試合も登板している。
中日ファンではあるが藤川投手にはオフシーズンに
体のケアを怠る事の無いようにと申し上げたい。
中日は与田、森田を登板過多による故障で選手寿命を縮めてしまい、
今年も昨年最多登板の岡本をシーズン途中で欠く結果となった。
やはり長く現役を続ける事もプロの努めであると思うので
是非日本シリーズ終了後はTVに出倒したりせずに
体をいたわってほしいです。
ところで岡田監督と言えばオリックスに出て指導者としての
スタートを切り、その後阪神に戻り2軍監督、そして星野阪神
後継者として1軍コーチへ、昨年監督就任そして今年優勝と
生え抜きとして非の打ち所のない歩みを見せていると感じます。
顔はアホっぽいけど(失礼)その実、理知的で気配りを忘れない
その姿には阪神黄金時代の到来をも予感させるものです。
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一方、マジック対象チームだった中日ドラゴンズ
一時は首位を独走しながら交流戦で調子を落として首位を
明け渡す事に。その後は前述した岡本の離脱や野口、山井、
落合らの出来落ち、加えて打線の調子も急降下。
奇しくも落合監督が勝負所と見ていた9月に2度の連敗を
喫したが、ここでは結局9月の勝ち星がなかったエース
川上の不調が一番大きかった。
阪神が全く息切れの気配を見せなかったのは落合監督の誤算
だったんじゃないのかなと思う反面。交流戦の結果を考えると
セントラル制覇しても今年も日本一は怪しかったなぁと
思うのでありました。
とりあえず落合監督の3年目に期待します。