［特撮］ウルトラマンメビウス 第５０話「心からの言葉」

うーん・・・何だろうこの物足りない感・・・。
多分自分が望んでいた最終回とは違うんだろうなぁ。
「ウルトラマンと共に戦う」と言う事が６人で変身しちゃう事かと言えば
それは違うかもしれないが、エンペラ星人に跡形も無く粉砕されたメビウスが
変身するにはあれしかなかったかもしれない。だからそこは良しとしたい。
（ゾフィー隊長が「命を２個」持ってきていたなら別かもしれないけど。）
ただ、あのファイナルメテオール「スペシウム・リダブライザー」はどうだろう。
スペシウム増幅装置・・・ってウルトラマンありきのメテオールなのでは？
ウルトラマンと共に戦うのにウルトラマン当てにする兵器ってどうだろう。
戯れ故かエンペラ星人も稼動するまで待っちゃうし。
結局、あれだけ圧倒的な力を見せ付けていたエンペラ星人が
メビウスフェニックスブレイブにチェンジした途端に全く歯が立たない
というのはいわゆる２大強者の対立になってはいない。
エンペラ星人はフェニックスブレイブになって初めて何とか渡り合える力量で
なければ、最終決戦は盛り上がらない。フェニックスブレイブの強さを視聴者
に伝えるなら、デスレムやグローザムあたりが全く歯が立たずにやられる姿を
見せるだけで（再生デスレムとか再生グローザムでも良いね）違うと思う。
あまつさえ３万年前のウルトラ大戦争以来光の一族に怨念を持っている
エンペラ星人がたかだかあんな攻撃で改心するような言葉を発しながら昇天する
とは思えない。
まぁ他にもゾフィーがサコミズの力を借りて変身する必要性が描ききれていない
ように思うとか色々あるんですよ。
思うに印象の似通っている四天王編も含めて終盤のストーリーがもう少し整理
されていればもっと良い最終回になった様に思うわけです。
あと、最終ボスはやっぱり歯ごたえある強さが無いと。
ま、大団円で終わるのはいい事ですけどね。