[野球]監督が故意の三振指示 秋田大会準決勝

秋田県大会準決勝、本荘―秋田戦で大量リードしていた本荘高校の監督が
雨天ノーゲームを避けるために、打者に対して故意に三振するよう指示。
三塁に進んでいた走者も本盗を狙うように見せかけた無気力走塁でタッチアウト。
七回裏の秋田は無得点に終わり、本荘は七回コールド勝ちという一件。
対戦相手だった秋田高校の監督は
「負ける以上の屈辱だ。最後まで正々堂々とやりたかった」とのコメント。
まぁ高校野球において甲子園出場がかかるところまで来ると、純粋に野球と
いう観点だけでは語れないので、フェアプレーという言葉はある意味綺麗事
なのだけど、やはり明徳義塾の松井5連続敬遠のように後々アンフェアの
代名詞みたいに語られてしまうのである。秋田県大会での決勝を世間一般は
対戦相手である秋田中央をベビーフェイスとして、本荘高校はヒールとして
見る事になるだろう。目先の勝利も大事だけれど、人に後ろ指を刺されない
試合を作ってやるというのも高校野球を指導する人間に必要な事のように思う。

本荘が県代表で出てくるようで。うーん。