そのコミケで印象的だった出来事

3日目。本を捌ききって一息ついてる「どじんち」(中村博文)さんの
スペースで原画を拝見しながら色々お話を伺う。(知り合いじゃないけど)
以前「立て看板を下さい。」と言って断られた事が二度ほどあったのだけど
(失礼)その鮮やかな色遣いは、なかなかその場から足を離れさせない
不思議な力があるといつも思っていました。
今回は原画を前にしてと言う事でその思いも一層。そんな中で
「失敗した箇所は基本切り貼りで対応」
「下書きは原紙に直接、ペンの抜きが出来ないので目は面相筆で入れる」
「アナログ手描きなのでデジタル入稿が増えた今のご時世では大変」
「そうは言っても自分の原画がどこまで印刷に出るかは博打みたいで楽しみ」
「我々描き手は印刷されたものこそが本物」etc
印象的な言葉がポンポン出てきてました。さすがプロというか職人のこだわり
というか。
長蛇の列に並ぶのがイヤで敬遠したのですが、立ち話の際、近くにいた女性に
「何をおいても並ばなきゃダメですよ!」と言われてしまいました。
冬は並びます。(汗)
でもそんな本が既にヤフオクに出ているのを見ると、なんかガッカリ。