席を譲る譲らないではなく

http://rakudaj.seesaa.net/article/3130212.html
「らくだのひとりごと」より
大きな反響がある感じのこの話題。
感想は後程。

と思ったけど、とりあえず簡単に。
この話題に関する他のブログの中でも見られる話だけど
「もう少し言い方あったんじゃないの?お互いに。」
という印象。
おじいさんは
若者の悪態をつく前に「おばあさん達を座らせてあげたい」と
素直に頼めなかったか。席を譲るという行為は座っている人間の
善意の上に成り立っているのだから。
一方、若者は
おじいさんの発言に対して買い言葉になったきらいはあるにせよ、
「年金払ってやっている」という発言には抵抗を感じる。
年金とはこれまで長く働いてきて齢を重ねリタイヤした人達に
給付をというこれもある意味善意のシステムだと思っている。
恩着せがましく言い放つものではないと。
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もっとも高齢者の増加に加え少子化の歯止めがかからない等
年金システムの根底が崩れた事は早急に考えなければならないが。
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結局、二人とも思いやりが足りないんじゃないかと。
人の物言いに対して相手がどんな印象を抱くか容易に想像は出来ないし、
この先二度と会わないであろう相手に対して気を遣う必要はないと
考えるかも知れないけれど、共に気分良くやりとりするのに
「話す言葉の選択」はとても大事だと思う。
「コミュニケーション能力」と言えばいいだろうか。